畜産農家の皆さん、
- タンク量の飼料の残量が外からわからない
- 毎回高いところに登って確認するのは大変
などと、飼料残量管理にお困りではありませんか？
今回は、このような畜産業界の飼料残量管理の課題を解決し効率化を実現した、飼料タンク残量管理ソリューション「MIlfee（ミルフィー）」をご紹介します。
飼料管理は毎日必要！だけど負担も大きい
家畜の健康や生産性を維持するためにも毎日欠かせない飼料管理ですが、実はかなりの重労働なのです。
飼料残量管理はなぜ重要なのか
飼料が足りなくなる、いわゆる「餌切れ」を避けたい方も多いのではないでしょうか。
もし残量の目測を誤って飼料が不足したときには、急いで注文しなければなりません。
しかし、飼料の急な注文が頻発してしまうと、飼料メーカーは計画的に製造できず、さらに運送会社も効率のいい配送予定が立てられないため、生産調整や経費圧縮を阻む要因になります。この余波は農家さんにも波及するため、飼料残量管理は重要な課題と言えるでしょう。
飼料タンクの上り下りは重労働
飼料タンクは大きく、外側からは中身が見えません。タンク内の飼料の残量を把握するのは難しいのです。
暑い日も寒い日も広い農場を巡回し、4〜6mの高さのタンクをはしごで上り下りして目視で残量確認をしている方も多いのではないでしょうか。
悪天候の日は足場も悪く、高所の作業は危険を伴うこともあります。飼料タンクの上り下りは重労働です。
従来型飼料残量計測システムとMilfeeの違い
これまでも飼料残量計測システムはありました。しかし「マッシュ」とよばれる粉体の飼料の計測は、従来のセンサーでは正確にできませんでした。
ここからは、従来型飼料残量計測システムとMilfeeの違いについて紹介します。
従来型飼料残量計測システムの課題
従来の飼料残量計測システムには下記のような課題がありました。
- マッシュ飼料が計測不可、精度が悪い
- 大型タンクでの計測が困難
- 導入コストが高額で一斉導入が困難
- 運用コストが高く費用対効果が出ない
- 屋外環境への電源工事が必要
従来のシステムでは、マッシュ飼料の計測が不可能で精度も悪く、大型タンクでの計測が困難でした。また、導入コストが高額で一斉導入が難しい、運用コストも高く費用対効果が低い、屋外環境への電源工事が必要になるというような課題もありました。
Milfeeが解決した課題
従来の飼料残量計測システムの課題を解決したのが「Milfee」です。
- マッシュも高精度に計測
- バッテリで数年稼働
- 小型で簡単設置! LPWAで広域運用
- 多機能クラウドを安価に利用できて効果大
Milfeeでは上記のような課題を解決し、飼料確認のスマート化を実現しました。
Milfeeの特徴
Milfeeには、下記のような特徴があります。
- センサーが2つあるから高精度で残量検知
- マッシュ飼料でも安心
- スマホやパソコンで残量確認
- 携帯電話がつながりにくい地域でも使える
では、それぞれの特徴について詳しくご紹介いたします。
センサーが2つあるから高精度で残量検知
二つのセンサーが、飼料の凹凸を加味して高度な残量計測を実現しました。
マッシュ飼料でも安心
小型から大型まで、様々な大きさのタンクに設置できます。
また、残量計測センサーと当社独自開発の演算アルゴリズムを用いた飼料形状の推定により、砂時計のように真ん中から減るタンク内の残量を高精度に計測。マッシュ飼料（粉体形状）の計測にも対応できます。
スマホやパソコンで残量確認
受発注システムや育成管理システムなど、外部システムとの自動連携をすることで、既存のシステムへ飼料残量などの情報を受け渡すことができます。
携帯電話がつながりにくい地域でも使える
「親機」を電源やインターネットの設備が整った事務所などに置き、専用の無線ネットワークで「子機」と結ぶ仕組みです。
「子機」の設置場所に携帯電話の電波が届きにくくても、200〜400m程度の距離にある「親機」を経由してクラウドに接続できます。
「Milfee」は利用者自身で簡単に取り付けられる仕組みで設計されています。新モデルでも、「子機」は電池で動くので電源がいらず、配線工事も必要ありません。
農場の防疫上、外部者の立ち入りを最小限にするよう配慮されていることが特徴です。
飼料残量確認の負担を減らしたい方は「Milfee（ミルフィー）」を要チェック
Milfeeは、IoT技術を活用して飼料残量を計測・管理するシステムです。
畜産農家、飼料メーカー、運送会社それぞれが、クラウド上で飼料残量を確認できるため、飼料残量の巡回確認が不要になり、直前発注の削減、飼料製造・運送の効率化（飼料流通合理化）など、畜産のスマート化を実現しました。
飼料残量確認の負担を減らしたい方はぜひMilfeeをチェックしてみてください！
